自己紹介

氏名


     三上 かーりん (みかみ かーりん)    旧姓 Louis (ルイ)


誕生日


     1934年4月28日

生い立ち

1934 ドイツ ラインプファルツ地方に、5人の子どもの4番目として育つ。
     実家は、製粉会社を経営。
1959 ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科卒業。
     2年間の教育実習を経て、国家教育公務員上級職の資格取得
                      (Studienassessorin)
1961 三上祐三氏と結婚。しばらくしてから、ロンドンに渡り、7年半過ごす。
     その間、子どもを抱えながらも、音楽を勉強。
1965 ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで、
     コンサート・デュプロマ ( L . R . A . M . ) を取得。
1968 3人の子どもと共に、ご主人の国 日本へ。
1975 末っ子を出産。4人の子どもを育て、50歳を過ぎてから、少しずつ音楽の
     仕事を手がける。
1996 お茶の水女子大で、人文科学の博士号を取得。

*国立音楽大学大学院・お茶の水女子大学・青山学院・上智大学の講師を経て、
  現在、東京ドイツ文化センター・聖徳大学大学院講師・仁愛女子短期大学名誉教授。
*演奏家のためのワークショップ、個人指導、レクチャー・コンサート(お話と歌の伴奏)など、
  幅広い音楽活動。
*ドイツ・リートを通じて、日独文化の交流に努めている。


ドイツ・リートについての主な執筆
『魔王の世界』・『シューベルトのアベマリア』・『ミニョン物語』など。
(いずれも、国立音楽大学大学院年報に発表)

現在、ドイツ・リートの手引書として、
「ドイツ・リートの栞 〜詩の行間に秘められた心を探る〜」を執筆中。
書名の『栞』には、@読みかけの本にはさむもの A手引書,案内書の意味がある。


言葉の中には、それぞれの地域社会で培われた年輪のようなものがある。
かーりんさんは、言葉そのものの意味だけでなく、その言葉からの連想をも拾い上げて
解説する。
花から花へひらひら飛び回る蝶々を追いかけるように、ドイツ・リートの心を探っている。